プロテインを活用する人が増え、プロテインの話題を耳にすることがあるのではないでしょうか。中には、プロテインを飲み始めたのに期待した結果にならなかった、と聞くことがあるかもしれません。本記事では、プロテインは効果がないと言われる理由を解説します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品や栄養成分は、2024年1月10日時点のものとなります。
プロテインは、タンパク質を主材料とした栄養補助食品です。食事だけではタンパク質の必要量に対して不足してしまう場合に活用することができます。
プロテインに配合される主なタンパク質は、牛乳由来のホエイプロテインやカゼインプロテイン、大豆由来の大豆プロテイン(ソイプロテイン)です。その他、ビタミンやミネラルなど、さまざまな栄養素が配合されています。
プロテインには、水や牛乳に溶かして飲む「粉末タイプ」、持ち運びしやすい「バータイプ」、片手で飲める「ゼリー飲料タイプ」、そのまま飲める「ドリンクタイプ」など、数種類の形状があります。
プロテインを飲み始めたきっかけは何でしょうか。
理想的なカラダづくりをしたいと思い、プロテインを飲み始めた方もいるかもしれません。
あくまでもプロテインは、タンパク質不足を補う栄養補助食品です。タンパク質を構成するアミノ酸のうち、9種類(必須アミノ酸)はカラダで作り出すことができないため、食事から摂取する必要があります。
しかし、タンパク質を多く含む鶏肉や卵などを食べるだけで理想のカラダになるわけではないように、プロテインを飲むだけでカラダに変化が起こるわけではありません。期待する結果を出すためには、筋力トレーニングを行ったり、生活習慣を見直したりなど、栄養摂取以外にほかの要素も大切です。
さらに、カラダに必要な栄養素だからといって、必要以上に摂取するのはカラダのためにはよくありません。余分になったタンパク質は、脂肪として蓄えられる可能性があるからです。
そのため、食事から必要な量のタンパク質を十分に摂取できている場合は、プロテインを飲むことで期待するカラダへの働きが得られない可能性があります。
プロテインを飲んでも期待通りの結果にならないと、飲む意味がないと感じる方もいるかもしれません。もちろん、食事からカラダに必要なタンパク質を摂取できていればプロテインは必要ありません。
しかし、食事の内容には個人差があります。また、普段栄養バランスの良い食事を食べられていても、仕事が忙しい期間の食事はパンやごはんのみといった食事になることもあるかもしれません。
食事からのタンパク質が不足している場合は、プロテインを活用することでカラダに必要なタンパク質を補うことができます。食生活を振り返ってみると、プロテインが必要かどうか明確になるのではないでしょうか。
栄養補助食品は、不足する栄養素を補うものであり、カラダに必要な栄養素は食事から摂取することが基本です。食事からのタンパク質摂取がどうしても不足する場合、プロテインが選択肢の1つになります。どのような場面にプロテインを活用できるのかを知ると、購入時の参考になるのではないでしょうか。プロテインの活用方法をご紹介します。
ヒトのカラダは食事をして栄養素を摂り入れ、生命を維持したり、カラダを動かしたりしています。忙しくて1日1食しか食べられない日や食欲がわかず食が細くなる日など、なんらかの原因で食事量が少なくなる日があるかもしれません。食事量が少なくなると、タンパク質摂取量も少なくなる傾向があります。食事で摂取できなかったタンパク質やそのほかの栄養素をプロテインで補うのも方法の一つです。
簡単に食事を済ませたい日に、おにぎりやパン、ラーメンなど、炭水化物中心の食事になる方もいるのではないでしょうか。ごはんやパンの材料となる米や小麦にもタンパク質は含まれていますが、タンパク質を多く含む食品である肉、魚介類、卵、大豆・大豆製品、乳・乳製品と比べると少ないです。そのため、炭水化物中心の食事が続くと、カラダに必要なタンパク質が十分に摂り切れない可能性があります。
森永製菓のプロテインには、タンパク質だけでなくビタミンやミネラルなどの栄養素が配合されています。代謝に関わるビタミンB群や、日本人が不足しがちなカルシウム、丈夫なカラダにつながる鉄などです。製品によって配合されている栄養素は異なります。不足が気になる栄養素がある場合は、プロテインでタンパク質とあわせて補うことも選択肢となります。
カラダに必要なタンパク質量は、年齢や性別、カラダの大きさなどによって変動します。例えば、普段からトレーニングの習慣があり活動量が多い方は、タンパク質量を増やすことも検討します。タンパク質の目標量は、摂取エネルギーに対しての割合で示されているためです。
トレーニング期間は、食事からタンパク質量を増加させることが理想ですが、なんらかの原因で食事量が増やせないことがあるかもしれません。その場合は、プロテインを活用してみてはいかがでしょうか。
プロテインの活用方法は、人によってさまざまだと思います。また、形状や味わいなど、好みのものがあるのではないでしょうか。
また、プロテインに配合されているタンパク質は、吸収のスピードに差があります。牛乳由来のホエイプロテインは水溶性のため速やかに吸収され、不溶性のカゼインプロテインと大豆プロテインは緩やかに吸収されることが特徴です。森永製菓のプロテインは、製品によって配合されているプロテインが異なります。
森永製菓が取り扱うプロテイン製品の中から、おすすめのプロテインをご紹介します。
水や牛乳などに溶かして飲む粉末プロテインです。配合されているタンパク質は牛乳由来のホエイプロテインとカゼインプロテインです。これらの吸収スピードの差から、カラダづくりを持続的にサポートします。味は、森永ココア味、バニラ味、森永ラムネ味、森永ミルクキャラメル味の4種類あるため、好みの味が見つかるのではないでしょうか。
大豆プロテインを配合したコーヒー味の粉末プロテインです。丈夫なカラダをサポートするカルシウムとビタミンDを配合しています。カルシウム不足が気になる場合の栄養補給に、活用してみてはいかがでしょうか。大豆特有の風味が抑えられているため、飲みやすさを感じると思います。
大豆プロテインを配合した粉末プロテインです。また、1日分の鉄を配合しています。味は森永ココア味とソイミルク味の2種類です。運動習慣のある方だけでなく、健康づくりに活用したい方の選択肢にもなると思います。
パウチ包装されたゼリー飲料です。牛乳150mlに近いタンパク質を摂取できます。脂質は含まれておらず、1袋のエネルギーは33kcalであるため、摂取エネルギーや脂質を控えながらタンパク質を補給できます。味は、爽やかなヨーグルト味です。
クランチチョコがおいしいプロテインバーです。ザクザクとした食感があり、お菓子感覚でタンパク質を補給できます。大豆パフが入っており、満足感もあると思います。小腹を満たしながら、タンパク質を補給できることが特徴です。
プロテインは栄養補助食品であり、摂取するだけで期待した結果がでるわけではありません。しかし、プロテインは食事で不足するタンパク質をサポートする役割があるため、活用シーンは幅広いです。自らの食生活を振り返り、プロテインの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
<参考>
1)日本人の食事摂取基準(2020年版)参照日:2024年1月10日