森永製菓株式会社

01About ENERGY

ネルギーとは、

生命維持活動に欠かせないもので心拍や呼吸、体温維持など、生命維持に最低限必要な「基礎代謝」や運動や思考、感情など、より具体的な生命活動に必要な「活動代謝」で消費されます。

エネルギーが足りないと集中力の低下や疲労、体調不良を引き起こす可能性があります。

相対的なエネルギー不足 集中力低下 反応性低下 うつ 持久力低下 免疫力低下 貧血 無月経 筋力低下 傷害リスク 骨粗鬆症

エネルギー摂取の方法は様々ありますが、
ゼリー飲料は短時間でのエネルギー補給に適しているため、忙しい朝や仕事中、運動前などに
手軽にエネルギーをチャージしたい際に有効です。

02Researchエネルギー補給に対する調査

体調不良や疲れを感じる前の予防として摂取されていた「食品・飲料」「栄養素・成分」について調査を行いました。

調査方法:インターネット調査 調査期間:2025年9月2日~9月3日 調査対象:20歳〜49歳 の男女 有効回答数:600人

  1. Research 1体調不良や疲れを感じる前の予防として、摂取していた「食品・飲料」は?

    ※摂取期間:2024年9〜10月

    • 特にない
    • 肉・魚・卵・豆製品
    • 乳製品
    • 冷たい食品・飲料
    • 野菜類
    • さっぱりとした料理・
      酸味のある食品
    • 主食類
    • スープ・汁物
    • 果物類
    • 軽食
    • 海藻類・きのこ類
    • 消化の良い食品
    • その他

    体調不良・疲れ予防に必要な
    エネルギー源(主食類)の摂取
    2割程度 という結果となりました。

  2. Research 2体調不良や疲れを感じる前の予防として、摂取していた「栄養素や成分」は?

    「昨年の9~10月において、“体調不良や疲れを感じる前に”体調管理をしていましたか?」に
    「していた」と回答した19.2%の「体調管理者」へアンケートを行いました。

    ※摂取期間:2024年9〜10月

    • タンパク質が
      豊富な食品
    • クエン酸を含む食品
    • 塩分
    • ミネラルが豊富な食品
    • エネルギー源
    • 乳酸菌を含む食品
    • ビタミンB群が
      豊富な食品
    • 栄養ドリンクや
      サプリメント
    • 特に無い
    • その他

    体調管理者であっても、
    熱中症・疲労回復栄養には意識はしているが、
    「エネルギー不足」解消となる
    栄養素の摂取不十分

  3. Result

    本調査の結果から、多くの人々が
    「 エネルギー不足 」への予防十分に行えていない
    ことが浮き彫りとなりました。

03Interview有識者のコメント

調査を踏まえ、エネルギー不足を防ぐ方法について「三宅先生」「能瀬先生」の2名の専門家に話をお伺いしました。

  • 三宅康史先生

    帝京大学医学部救急医学講座教授
    帝京大学附属病院救命救急センター長
    日本救急医学会評議員・専門医・指導医、熱中症に関する委員会委員長
    1985年東京医科歯科大学医学部卒業。
    専門は救急医学。

    エネルギー不足が起こす健康リスク

    人間は生きていくだけで摂取エネルギーの60%を消費しています。
    エネルギー不足は皮膚疾患や動脈硬化、長期的にはフレイル(加齢による衰え)、認知症などのリスクがあります。

    食事はリズム感が大切!

    食事は規則的にリズム感をもって行うことが重要です。
    一定時間を置いて食事をすることで血糖値を上げ、代謝を上げ、交感神経を活発にすることにつながります。
    多忙などの理由で本来の時間にいつもの食事を摂れない際はゼリー飲料で一旦補給し、次の食事まで繋ぐことでエネルギー不足を回避し、集中力の低下などの予防に繋がると言えます。

  • 能瀬さやか先生

    浜田病院産婦人科医
    浜田病院 女性アスリート外来 非常勤医
    日本産科婦人科学会専門医・指導医
    日本生殖医学会生殖医療専門医
    日本スポーツ協会公認スポーツドクター
    日本パラスポーツ協会公認障がい者スポーツ医
    日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医
    医学博士

    利用可能エネルギー不足(LEA)、スポーツにおける
    相対的エネルギー不足(REDs)とは

    LEAとは、食事からのエネルギー摂取量と運動によるエネルギー消費量との間に不均衡があり、最適な健康とパフォーマンスを維持するために身体が必要とするエネルギーが不足している状態のことです。
    REDsは、問題となるLEAにさらされることにより生じる生理的および/ または心理的機能障害の症候群であり、この状態は、パフォーマンス低下につながる可能性があります。
    REDsの概念は国際オリンピック委員会が2014年に提唱したもので、女性だけでなく男性アスリートも含む全てのアスリー トを対象とした概念となります。

    エネルギー(栄養)不足がもたらす体調不良や健康リスクについて

    若年層でLEAや低体重の状態が続くと、骨粗鬆症、睡眠障害、エネルギー代謝の障害、発育・発達の障害、骨格筋機能の低下、心血管機能の障害など、様々な身体機能への影響がみられます。
    特に女性の場合は脳からのホルモン分泌が低下し無月経となります。無月経になり、長期間エストロゲンが低い状態が続くと骨密度低下のリスクが高まります。
    その他、脂質異常や将来的な妊娠への影響をもたらす可能性があります。

    エネルギー不足にならないために

    運動している方は、運動量に見合った食事量を心がけましょう。沢山運動した日は、通常より食事量を増やすということです。
    女性では、月経日や体重の記録は、LEAの早期発見に有効です。今月月経が遅れているな、という時には、運動量と食事量を見直すなど、自分の体をよく知り、自分の身体変化に気づくことは、セルフコンディショニングにも繋がっていきます。

    ゼリー飲料は、エネルギー不足を補う際の選択肢の一つ

    あくまでも食事が基本となりますが、補助的にゼリー飲料を活用する選択肢をもっておくことは、体調管理に繋がる可能性があります。
    固形食品よりも消化時間が短い利点があるため、運動前や運動後の糖質やエネルギー補給に、また食事のみでエネルギー補給が難しい場合等には、補助的に活用できるでしょう。
    その他、忙しい現代人で食事の時間をゆっくり確保できない場合や、妊娠中つわりで食事を摂れない方、水分やエネルギーが同時に補給できるので有効な選択肢になると思います。

04Support東海大学陸上競技部との取り組み

森永製菓は東海大学陸上競技部を様々な角度からサポートしています。

  • エネルギー講習

    森永製菓の栄養士によるエネルギー講習を実施し、競技スポーツでの成功に最大限の貢献

  • トレーナー派遣

    科学的な情報を基にしたトレーニングプログラムを提供し、スポーツパフォーマンスの向上に貢献

  • ゼリー飲料などの商品提供

    ゼリー飲料をはじめ、プロテインバーなどの商品を提供し、カラダづくりに貢献

監督・選手のコメント

  • 両角速監督

    選手に求めるエネルギー補給

    あくまでも三食の食事がベースになりますが、それだけでは補いきれないものがあります。
    また学生は授業などがあり、練習時間などの兼ね合いでエネルギーを取らなければいけないタイミングをうまく調整できないこともあるので、そんな時はゼリー飲料をサッと飲むなど活用してほしいと思います。

    学生たちへの思い

    エネルギー摂取というものは車でいうガソリンになるので、エネルギーがないと走れません。
    走るためには気候や環境などの変化にも対応できる強いカラダづくりが必要なので、学生たちにはエネルギー補給が重要だということを理解してほしいと思っています。

  • 竹割真選手

    森永製菓のエネルギー講習

    運動前後や運動中にどのようにエネルギー摂取をしたらよいかということを改めて聞くことが出来たので、ためになりました。
    また、練習直前にエネルギーを摂取しすぎるとインスリンが分泌され、良いパフォーマンスを発揮できないとのことなので、今後は時間から逆算してエネルギー摂取をしていきたいと思います。

    ゼリー飲料でのエネルギー摂取

    練習前などはもちろん暑い時期は食事をしっかりと摂ることがしんどいこともあるので、食事で摂りきれない分のエネルギーをゼリー飲料で補給しています。

  • 兵頭ジュダ選手

    ゼリー飲料でのエネルギー摂取

    僕は朝にゼリー飲料を活用することが多いです。
    特に強度の高い練習を朝にする際、食事を朝から大量には取れないので、食事で補えない部分をゼリー飲料で摂取しています。
    また、練習後もカラダのダメージを残さないためにゼリー飲料でエネルギー摂取するようにしています。

05Thesis過去の論文一覧

森永製菓では、日々の研究成果を様々な場所で発表しています。
こちらでは、ゼリー飲料関連の論文成果をご紹介します。

  • [Y. Kinta et al.: International Journal of Affective Engineering, 23 (1), 63-73 (2024)]

    『Evaluation of Psychological Measurements during Consumption of Flavored Jelly Beverages』

    ゼリー飲料を摂取することによる主観的な気分の変化を評価した。
    要因として、風味と食感の効果に分解して調べたところ、
    ゼリー食感は覚醒、風味は快適の感情にそれぞれ寄与していることが分かった。

  • [瀬戸口裕子ら:Jpn. Pharmacol. Ther.(薬理と治療),48,1219 (2020)]

    『ブドウ糖含有ゼリー飲料摂取による認知機能への効果 -ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー比較試験-』

    「認知機能テストの前にブドウ糖含有ゼリー飲料を摂取した時は、プラセボゼリー飲料を摂取した時と比較し認知機能の一部である「実行機能」と「運動速度」の標準化スコアが有意に改善された」