ヨーロッパでチョコレートを
流行らせた彼女は誰?

答:王女マリア・テレサ

1615年、スペインの王女アンがフランスのルイ13世と結婚し、その時にチョコレートをフランスに持ち込みました。このチョコレートはフランスでショコラーと呼ばれ、スペイン同様、宮廷を中心に飲まれるようになりました。本格的にヨーロッパにチョコレートブームを起こすのは1660年で、王女マリア・テレサの結婚の時からです。

ルイ14世に嫁いだマリア・テレサは大のチョコレート好きで、チョコレ-トを作る道具と専用の召使いをスペインから連れてきたといわれています。また、彼女はこの飲み物を愛するあまり、こう言ったそうです。「私には、情熱の対象が2つあります。ひとつはチョコレート、もうひとつは王様です。」チョコレートは実に王女にとっての王様と同じ地位まで出世するほど人を熱狂させる飲み物だったんですね。それは今も変わらない?!

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