
プロテインの活用を検討していると、製品の選択肢が幅広く、どのような基準で選んだらよいのか迷ってしまうかもしれません。プロテイン選びの基準は活用目的のほかに、栄養素がどの程度入っているか等から考える方法があります。本記事では、プロテインの栄養素について解説し、選ぶポイントを紹介します。
プロテインとは、英語でタンパク質のことです。日本でプロテインといえば、タンパク質を補える栄養補助食品を指すことが多いかもしれません。プロテインは食品の一つであり、食事から摂取するタンパク質が不足した場合に活用できるものです。
プロテインの形状は複数あります。粉末を水や牛乳に溶かして飲む「粉末プロテイン」、バーの形状をした「プロテインバー」、飲み口の付いたパウチに入ったゼリーを飲む「ゼリー飲料」、清涼飲料水のように飲める「プロテインドリンク」などです。調理の必要なく、手軽にタンパク質を摂取することができます。
店頭でプロテインを見ると、同じ形状のプロテインでも、さまざまな種類があることに気が付くと思います。プロテインの違いはフレーバーだけではありません。プロテインの栄養素は製品ごとに異なります。
自分に合うプロテインを選択することで、活用しやすさにつながります。活用のミスマッチが起きないよう、プロテインの栄養素も確認しましょう。
プロテインでタンパク質摂取ができることは知っていても、プロテインに配合されているタンパク質量を細かく確認せずに選んでいる方もいるかもしれません。プロテインのタンパク質量は製品によって異なることもあります。
タンパク質の必要量には個人差があります。また、食事から摂取するタンパク質がどの程度の量かによっても選ぶプロテイン製品は変わるため、タンパク質の含有量の確認は大切です。
粉末プロテインを購入するときは、1食あたりでどのくらいのタンパク質量を摂取できるのか、プロテインバーやゼリー飲料の場合は1袋あたりのタンパク質量はどの程度か確認することがおすすめです。
プロテインに配合されているタンパク質は、主に3種類あります。牛乳のタンパク質であるホエイプロテイン、カゼインプロテインのほか、大豆由来の大豆プロテイン(ソイプロテイン)です。
ホエイプロテインは、牛乳のホエイ(乳清)であり、タンパク質を構成するアミノ酸のうちカラダづくりに関わるバリン・ロイシン・イソロイシンが多く含まれています。また、ホエイプロテインは吸収スピードが速いことが特徴です。
カゼインプロテインは、牛乳に酸を加えると固まるタンパク質です。カゼインプロテインは吸収スピードが緩やかで、満足感を得られやすいと感じると思います。
大豆プロテインは、植物性タンパク質を摂取したいときの選択肢になります。大豆プロテインはカゼインプロテインと同様に、吸収スピードが緩やかな特徴があります。大豆プロテインは、女性ホルモンの構造に似た大豆イソフラボンを含んでいます。
プロテイン製品によって、1食あたりのエネルギー量は異なります。これはプロテインのタンパク質含有量の違いのほか、含まれている脂質や炭水化物の量によって差がでるからです。
脂質量をおさえている粉末プロテインやゼリー飲料などは、エネルギーが低い傾向があります。チョコレートバー風のプロテインバーのように、エネルギー量が多い場合もあります。
プロテインから摂取できる栄養素は、タンパク質だけではありません。ビタミンやミネラルが配合されているものもあります。ビタミンやミネラルは、カラダの調子を整える働きを持つ栄養素です。
プロテイン製品には、運動前後の栄養補給や健康維持、理想のカラダづくりなど、活用目的に合わせたビタミンやミネラルが配合されている傾向があります。タンパク質量だけではなく、どのようなビタミンやミネラルが配合されているのか、購入前に確認することがおすすめです。
プロテイン製品に含まれている栄養素の働きを詳しく知ると、選びやすくなると思います。プロテイン製品の主な栄養素を解説します。
タンパク質は、アミノ酸が複数つながって構成されています。アミノ酸のうち、カラダの中で合成されない9種類が必須アミノ酸です。食事をして消化される過程で、タンパク質はアミノ酸に分解されてカラダに吸収されたのち、カラダのさまざまな場所でカラダづくりの材料となります。
また、タンパク質はカラダの材料となるだけではなく、エネルギー源としても使われる栄養素です。タンパク質が余分になると脂肪として蓄えられるため、カラダに必要な分を摂取しましょう。
炭水化物や脂質はエネルギー源となる栄養素です。生命を維持するため、活動を支えるためなどにエネルギー源は必要です。仕事でカラダを動かす機会が多い方、運動する習慣がある方の場合は、エネルギー不足にならないよう、炭水化物や脂質を適量摂取しましょう。
炭水化物はご飯、麺類、パン、いも類に多く含まれます。脂質は肉や魚、牛乳に含まれている脂肪、調理に使用するサラダ油やオリーブ油などから摂取できます。このように、炭水化物や脂質は主に食事から摂取することも多いと思います。
栄養補助食品のプロテイン製品は、炭水化物や脂質が含まれているものもあります。食事からの炭水化物や脂質摂取量が十分確保できるにも関わらず、プロテイン製品からも摂取すると、エネルギーが過剰になり体重が増加する可能性もあります。
ビタミンはカラダの調子を整える栄養素です。カラダに必要なビタミンは少量ですが、代謝をサポートしたり、健康維持をサポートしたりする役割があります。森永製菓のプロテイン製品には、代謝をサポートするビタミンB群が配合されています。
また、カラダづくりに関わるビタミンDも配合されています。プロテイン製品に配合されるビタミンは、健康維持や運動前後の栄養サポート、理想のカラダづくりを助けるなどに関わります。
ミネラルもビタミンと同様に、カラダの調子を整える微量栄養素です。森永製菓のプロテイン製品に配合されているミネラルには、カルシウム、鉄などがあります。これらは、カラダづくりや健康維持に関わります。運動習慣のある方は、カルシウムや鉄の摂取量が不足しないように気を付けているのではないでしょうか。
このように、不足する可能性のある食生活をしていたり、必要量が多かったりする方の場合は、ミネラルも摂取できるプロテインも選択肢になります。
先述した栄養素のほかに、プロテイン製品には食物繊維も含まれているものもあります。食物繊維は、食品に含まれる消化吸収されない成分です。しかし、カラダの中では大切な働きをしており、カラダの調子を整える栄養素です。
プロテイン製品によって栄養成分が異なるため、パッケージに記載された栄養成分を確認することがおすすめです。カラダに不足する栄養素を補う目的とすると、失敗せずに選べると思います。
主に不足するタンパク質を補う目的の場合は、タンパク質量で選ぶことがポイントです。カラダに必要な栄養素は個人差があります。年齢や性別、活動量などで差があり、アスリートのように習慣的に運動している方は、一般の方よりも必要なタンパク質量が多い特徴があります。
森永製菓のプロテイン製品は、1食あたりで摂取できるタンパク質は約5~20gと差があります。補いたい量に合わせてプロテイン製品を選ぶことがポイントです。必要以上に摂取すると、体重増加の可能性もあります。プロテインを活用するときには、定期的に体重測定をすることも大切です。
健康維持やカラダづくりをしていると、体重コントロールも同時にしている方もいるのではないでしょうか。摂取するエネルギーが過剰になると、体重が増えてしまう原因にもなります。
プロテイン製品は1食あたりで摂取できるエネルギー量に差があります。食事から摂取しているエネルギー量を考慮してプロテインを選ぶことも方法の一つです。森永製菓のプロテイン製品は、炭水化物量や脂質量も異なるため、栄養成分を確認して選ぶことがおすすめです。
タンパク質を主に摂取できるプロテイン製品ですが、不足が気になるビタミンやミネラル、食物繊維などがある場合、同時に摂取できます。一方で、摂取量によっては必要以上に摂取してしまう可能性もあります。
カラダから排泄されない脂溶性ビタミンや、カルシウムや鉄など日本人の食事摂取基準(2025年版)で耐容上限量が設定されている栄養素は、過剰摂取にも注意することが大切です。
プロテインを選ぶときは、1食あたりで摂取できる栄養素を確認することがおすすめです。体重コントロールもしやすくなり、プロテインの活用で目指すカラダづくりのサポートにもつながりやすくなると思います。
タンパク質量はもちろん、そのほかの栄養素も併せて確認してみてはいかがでしょうか。