
食事からのタンパク質摂取が不足する場合、プロテインの活用が選択肢になることもあるかと思います。プロテイン以外にもタンパク質を摂取できる飲み物はあるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、プロテインの代わりになるタンパク質を摂取できる飲み物について解説します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2026年3月12日時点のものとなります。
プロテインは、牛乳由来のホエイプロテインやカゼインプロテイン、大豆由来のソイプロテインなど、食品から精製されたタンパク質を配合しています。また、プロテインはタンパク質だけでなく、ビタミンやミネラルが配合されている製品もあります。
製品によっても配合されているタンパク質の量は異なり、プロテインの活用目的は、健康づくりや運動前後の栄養補給、カラダづくりのサポートなどさまざまです。
タンパク質を摂取できる飲み物は、プロテイン以外もありますが、タンパク質を摂取できる量を考えると、プロテインの代わりにするのは難しい場合があるかもしれません。
スーパーで購入できる身近な食品の中で、タンパク質を摂取できる飲み物は複数あります。各種飲み物コップ1杯分(200g)でどのくらいタンパク質を摂取できるのか、主に含まれている栄養素を下記にまとめました。
一般的に牛乳と呼ばれるものは、牛の生乳を加熱殺菌したままの、成分を調整していない普通牛乳です。
牛乳に含まれているタンパク質は、主に「カゼイン」と「ホエイ」の2種類に分けられます。カゼインはゆるやかに吸収される特徴があり、ホエイは速やかに吸収されます。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年を参考に筆者作表
参照日:2026年3月12日
牛乳は、コップ1杯分で6.6gのタンパク質を摂取できます。カラダづくりをサポートするカルシウムが豊富であることも特徴です。
豆乳は水に浸した大豆をすり潰したものから、絞りだした液体です。豆乳ににがりを加えると、豆腐ができあがります。豆乳には、大豆のタンパク質が含まれています
日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年を参考に筆者作表
参照日:2026年3月12日
牛乳と比べると、豆乳の方がタンパク質量は多く、脂質量は少ないです。カルシウムは牛乳よりも少ないですが、鉄が含まれていることが特徴です。
飲むヨーグルトは、固形のヨーグルトを液状にしたものです。液状にしたヨーグルトに、砂糖や果汁などを加えたものもあります。ヨーグルトは牛乳を原料にして作られており、牛乳に含まれているタンパク質であるカゼインやホエイを摂取できる飲み物です。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年を参考に筆者作表
参照日:2026年3月12日
製品によって栄養成分は異なりますが、含まれているタンパク質量は牛乳に近いです。加糖タイプの飲むヨーグルトは加えられている甘味料の量によって差はありますが、炭水化物の量が多くなる傾向があります。また、ヨーグルトを原料にしているため、カルシウムも含まれています。
低脂肪牛乳は生乳から一部の乳脂肪分を取り出して、低脂肪にしたものです。また、低脂肪乳と表記されている飲み物には、生乳や牛乳に乳製品を加えた「加工乳」や、生乳や牛乳、乳製品にビタミンやミネラルなどの乳製品以外のものを加えた「乳飲料」もあります。
脂肪分を少なくした飲み物であり、製品によって摂取できる栄養素は異なります。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年を参考に筆者作表
参照日:2026年3月12日
低脂肪牛乳・低脂肪乳は、普通牛乳と摂取できるタンパク質量はほとんど同じで、脂質量は半分以下です。カルシウムも同様に含まれています。
無脂肪牛乳は生乳から乳脂肪分をほぼ取り除いたものです。牛乳のタンパク質などの栄養素を摂取できます。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年を参考に筆者作表
参照日:2026年3月12日
脂質はほとんど含まれておらず、エネルギー量は普通牛乳や低脂肪牛乳・低脂肪乳に比べて少ないことが特徴です。普通牛乳や低脂肪牛乳・低脂肪乳と同様に、カルシウムの供給源でもあります。
プロテインの代わりにタンパク質を摂取できる飲み物を活用するとき、注目しておきたいいポイントがあります。
【気を付けたいポイント】
プロテインで摂取できるタンパク質量は製品によって幅があります。一方で、上記で紹介をしたプロテインの代用にできそうな飲み物はコップ1杯で約6~8gです。タンパク質不足に合わせてプロテインを活用している場合、タンパク質を含む飲み物では足りない可能性もあります。
また、脂質や炭水化物が多く含まれている飲み物もあり、体重コントロール中の栄養補給に代用の飲み物では栄養バランスが気になることもあるかもしれません。目的に合わせて選択することが大切です。
乳アレルギーや乳糖不耐症の方は、乳糖の含まれている牛乳を飲むとカラダの不調が気になるかもしれません。その際は、豆乳やプロテインが選択肢になると思います。
カラダに必要なタンパク質は食事から摂取することを基本にし、不足する分は牛乳や豆乳などの飲み物で補います。どうしてもタンパク質が不足する場合は、プロテインを活用することも方法の一つです。森永製菓が取り扱うプロテイン製品の中から、一部の商品を紹介します。
牛乳のタンパク質であるホエイプロテイン、カゼインプロテインを配合している粉末プロテインです。タンパク質が時間差で吸収され、カラダづくりをサポートします。1食あたりタンパク質23.3g(森永ココア味)を摂取できます。牛乳と比べるとタンパク質量は約3.5倍です。代謝に関わるビタミンB群のほか、カルシウムや鉄も配合されています。フレーバーは森永ココア味、バニラ味、森永ラムネ味、森永ミルクキャラメル味の4種類あり、森永製菓ならではの味でタンパク質補給できます。
ソイプロテインを配合している粉末プロテインです。ソイプロテインは、ホエイプロテインと比較してゆっくりと吸収される特徴があります。1食あたりタンパク質を15.6gを摂取できます。豆乳と比べるとタンパク質量は約2.2倍です。ビタミンB群のほか、ビタミンC、ビタミンE、鉄も配合されています。フレーバーは森永ココア味です。親しみやすい味わいを感じると思います。
ホエイプロテインを配合している、ゼリー飲料です。粉末を飲料に溶かす手間なく、タンパク質を摂取できます。運動前後や小腹が空いたときの栄養補給に活用しやすいのではないでしょうか。ビタミンB群のほか、カルシウムも配合されています。脂質は0gで、脂質摂取量を気にすることなくタンパク質を摂取できます。フレーバーは爽やかなヨーグルト味です。
プロテインの代わりとなる、タンパク質を摂取できる飲み物は牛乳や豆乳などさまざまです。各飲み物によって摂取できるタンパク質量や栄養素は異なります。タンパク質を補いたい目的に合わせて、プロテインやタンパク質を含む飲み物を活用してはいかがでしょうか。