
朝食でもタンパク質を摂取しようと思うと、プロテインバーを選択肢として考えるかもしれません。一方で、プロテインバーを朝食にすると体重が増えてしまわないかと気になる方もいるのではないでしょうか。本記事では、プロテインバーを朝食にしてもよいのかについて解説します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2025年10月22日時点のものとなります。
プロテインバーは、主にタンパク質を摂取できる栄養補助食品です。食事のサポートや間食、運動前後の栄養補給など、さまざまな目的で活用できます。お菓子感覚で食べられるものもあり、手間なくタンパク質を摂取できるプロテインです。
プロテインバーは、シリアルバーやお菓子に似ているものもあり、どのような違いがあるのか気になる方もいるかもしれません。プロテインバーとシリアルバーやお菓子との違いは、プロテインバーにはタンパク質が多く含まれることです。
製品によって異なりますが、プロテインバーは1本あたりでタンパク質10~20g摂取できるものがあります。プロテインバーのタンパク質量は、食事の「主菜」いわゆるメインディッシュ1食分の肉類や魚介類、卵、大豆・大豆製品、乳・乳製品と同程度のタンパク質量であることが特徴です。
1日3回の食事は、1食で炭水化物中心の「主食」、タンパク質源となる「主菜」、ビタミンやミネラルを摂取できる野菜や海藻類などを使った「副菜」を用意し、栄養バランスを意識することが大事です。では、プロテインバーを朝食にしても良いのでしょうか?
プロテインバーを朝食に食べても問題はありません。しかし、プロテインバーのみの朝食よりも、プロテインバーは朝食のサポート役として活用することがおすすめです。プロテインバーは、あくまでも食事から摂取が不足するタンパク質を補うものとして活用しましょう。
朝食を用意する時間がない、ゆっくり食べる時間もない場合もあると思います。トーストやおにぎりのみのように、炭水化物中心になることもあるかもしれません。このように、朝食でタンパク質を十分に摂取できない日は、プロテインバーを摂取することでカラダに必要な摂取量に近づけることができます。
年齢や性別、カラダの大きさ、活動量などによって、カラダに必要な栄養素とその量は異なります。プロテインバーはタンパク質以外にも、ビタミンやミネラル、食物繊維などを摂取できる製品がありますが、プロテインバーのみでは、摂取できる栄養素が限られます。
朝食は1日しっかりと活動できるように、栄養バランスが整った食事をすることが大事です。プロテインバーのみと栄養バランスが整った食事と比べると、プロテインバーのみの場合は、特定の栄養素が多くなるほか、不足する可能性があります。しかし、もともと朝食を食べていない方にとっては、プロテインバーのみでも栄養補給につながります。
カラダに必要なタンパク質摂取量の推奨量は、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」に示されています。年齢や性別で数値は異なり、18~64歳の男性では65g/日、女性では50g/日です。
これらの推奨量を1日3回の食事で等分すると、男性約22g/食、女性約17g/食となります。
等分した推奨量を朝食でも摂取できれば、カラダに必要なタンパク質量を摂取しやすくなると思います。次に、簡単な朝食と森永製菓のプロテインバーで摂取できる主な栄養素をまとめました。
トーストにマーガリンを塗り、ブラックコーヒーのみの朝食に、「inバープロテイン ベイクドチョコ」を合わせた栄養素は下記の通りです。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)を参考に筆者作表
参照日:2025年10月22日
1食あたりのタンパク質の推奨量を摂取できるものの、この組み合わせでは脂質量が多い傾向があります。「inバープロテイン ベイクドチョコ」を組み合わせる場合は、トーストに塗るマーガリンの代わりに、ジャムやはちみつなどにすることも方法の一つです。
鮭おにぎり、長ねぎとわかめの味噌汁、「inバープロテイン グラノーラ」を合わせた栄養素は下記の通りです。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)を参考に筆者作表
参照日:2025年10月22日
おにぎりと味噌汁は、脂質量が少ない組み合わせです。こちらに、脂質量の少ない「inバープロテイン グラノーラ」を組み合わせると、タンパク質の推奨量を摂取でき、脂質も抑えることができます。
プレーンヨーグルトにバナナとブルーベリーを組み合わせた朝食に、「inバープロテイン<ザクザクビター>」を組み合わせると下記の通りになります。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)を参考に筆者作表
参照日:2025年10月22日
ヨーグルトと果物だけでは不足する、タンパク質を摂取できる組み合わせとなります。「inバープロテイン<ザクザクビター>」はタンパク質量が多い反面、脂質量も多いため、朝食に組み合わせるときは全体の脂質量を考慮することがおすすめです。
プロテインバーは製品によって摂取できる栄養素とその量が異なり、朝食との組み合わせによっては特定の栄養素が多くなる可能性もあります。プロテインバーを組み合わせるときの注意点にはどのようなことがあるのでしょうか。
カラダに必要な栄養素は、食事から摂取することが基本です。そのため、栄養補助食品であるプロテインバーは、食事量が少なくなるなど、食事から摂取する栄養素がどうしても不足する場合に活用すると良いと思います。
先述した組み合わせ例のように、プロテインバーを組み合わせると脂質摂取量が多くなることがあります。また、炭水化物量も多くなる可能性もあります。
1回の食事で脂質や炭水化物が多くなっても、別の食事で調整すれば問題はありません。ただし、摂取過多が続かないように注意が必要です。活動量や運動量が多い方の場合は、エネルギー源となる脂質や炭水化物の必要量も多くなるため、個人の状況に応じて、調整しましょう。
しかし、朝食でプロテインバーを食べる頻度が多くなる場合は、栄養バランスが偏ってしまう可能性があるため注意が必要です。
プロテインバーを追加で食べることで、人によってはタンパク質や脂質、炭水化物の過剰摂取になるかもしれません。その結果、摂取エネルギー量が増えて体重が増加する可能性もあります。体重増加が気になる方は、定期的に体重測定を行いながらプロテインバーを活用する
また、プロテインバーのパッケージには栄養成分表示があります。プロテインバーを購入するときに、摂取できるタンパク質量や摂取エネルギー量などの栄養成分を確認して、活用してはいかがでしょうか。
手軽にタンパク質を摂取できるプロテインバーは、配合されているタンパク質だけではなく、味わいや風味などもさまざまです。朝食でプロテインバーを活用するときに、味わいもこだわりたい方もいると思います。森永製菓のプロテインバーの特徴を紹介します。
大豆パフが入り、ザクザクとした食感のクランチタイプです。1本あたりタンパク質17.2gを摂取できます。「inバープロテイン<ザクザクチョコ>」に比べて甘さ控えめで、糖質が抑えられていることが特徴です。
甘さ控えめのチョコレート味で、焼菓子風のベイクドタイプです。1本あたりタンパク質15.8gを摂取できます。しっとりとした食感で食べやすさを感じるのではないでしょうか。軽い食感の大豆パフが、アクセントになっています。
ドライフルーツ入りのグラノーラをバーの形状にしています。1本あたりタンパク質10.9gを摂取できます。ザクザクとした食感によって満足感を得られる方もいると思います。脂質0.6gであり、森永製菓のプロテインバーの中では、脂質が低い製品です。
ココア味のウェファーでバニラ味のクリームをサンドした、サクッと軽い食感が特徴です。1本あたりタンパク質10.7gを摂取できます。お菓子を食べるようにタンパク質を摂取でき、食べやすさを感じるのではないでしょうか。
プロテインバーは朝食に活用してもよい栄養補助食品です。プロテインバーのみの朝食ではなく、食事から摂取するタンパク質が不足する場合に活用してはいかがでしょうか。朝食との組み合わせやプロテインバーを食べる頻度によって、摂取エネルギー量が増えて体重増加につながる可能性があることには注意が必要です。
<参考>
1)日本人の食事摂取基準(2025年版) 参照日:2025年10月22日
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