小学生フェンサーによるフェンシングフルーレの団体戦をはじめ、特別ゲストに猪瀬直樹東京都知事を迎えた太田雄貴トークショー、そして、太田雄貴の盟友でもありライバルでもある、フランス代表フェンサーエルワン・ルペシューとのスペシャルマッチまで、フェンシングの魅力を太田雄貴がとことん見せました。
開催日 | 2013年10月20日(日) |
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開催地 | サンシャインシティ アルパB1 噴水広場 |
主催 | 森永製菓株式会社 |
企画・プロデュース | 太田 雄貴(森永製菓所属) |
後援 | 公益社団法人日本フェンシング協会 |
運営・制作 | 株式会社スポーツビズ |
未来のフェンシング界を担う子どもたちが、オリンピックを思わせるような最高の環境のなかで、試合経験を積める機会を作りたい、すべてのフェンシングキッズが出場したいと思う大会を創りたい、という太田雄貴の思いのもと、2009年に始まった森永製菓・太田雄貴杯は、今年で5回目を迎えました。
「今まで体育館で太田雄貴杯を行ってきましたが、やはりそれでは、見に来る人が限られてしまう。だったら、多くの人に見られる場所で、やってみてはどうか。」との太田雄貴の考えから、今回、森永製菓・太田雄貴杯は、その舞台をショッピングセンターのど真ん中につくりました。
さらに、ニコニコ生放送による中継も行われ、太田雄貴やフェンシング日本代表選手らによる実況・解説を行い、普段はフェンシングを見る機会のない人々にも、フェンシングに興味を持ってもらえるような取り組みも実施。いつも応援してくれている家族や友人だけでなく、多くの人に注目される環境下で試合をやるという、いつもとはちょっと違った緊張感が、選手たちにはあったようです。
さらに太田雄貴は考えました。「北京五輪では、僕は個人戦でのメダルでした。ロンドン五輪では、団体戦でのメダルでした。チームで戦って得た勝利は、自分だけの勝利よりも喜びが大きい。仲間を信じること、チームワークやチームにおける自分の役割を考えることで、子どもたちに成長して欲しい。今回、太田雄貴杯はそういうきっかけにもなって欲しい。」と。
出場した全8チームのうち、3チームは、チームとしてエントリーをしてきたチームでしたが、残る5チームは、個人でエントリーをしてきた選手を抽選してつくられた即席チームでした。当日初めて顔を合わせたにもかかわらず、どのチームも、選手たちは声を掛け合い、励まし合っていました。チームとして戦うことの意味や、その面白さを、感じていたのかもしれません。
8チームのトーナメント戦を制した森永製菓・太田雄貴杯の優勝チーム(TEAM PINK: 川村 佳乃選手・川村 海似選手・齋藤 利莉選手・藤澤 将匡選手)が日本代表として、この大会のためだけにフランスから来日した小学生フェンサーチームとスペシャルマッチを行いました。この1戦は、国際フェンシング連盟のアスリート委員の肩書を持つ太田雄貴が、盟友でもありライバルでもある、エルワン・ルペシューへ呼びかけて実現したものです。
日本、フランスとも、小学生フェンサーに加えて、TEAM JAPANには太田雄貴が、TEAM FRANCEには、エルワン・ルペシューが加わります。太田雄貴VSエルワン・ルペシューの対戦は圧巻。オリンピックやワールドカップの決勝戦となってもおかしくない両国を代表する選手による一戦に、会場は息をのみ、その動きに驚嘆し、改めて、フェシングの凄味を感じる一戦が繰り広げられました。
結果は、日本代表チームの圧勝で幕を閉じました。日本代表として試合をすることになった選手たちは、フェンシングを通じた国際交流という、普段はできない非日常の経験となったのではないでしょうか?
オリジナリティがあり、世界に通じる大会にしたい、という太田雄貴の思いのもと開催された第5回森永製菓・太田雄貴杯は、ご覧になっていただいた来場者数がのべ2,000人を数え、ニコニコ生放送での中継では60,000人を超える視聴者が集まりました。
残念ながら今回、大会に出場することができなかった選手は、ぜひ次大会へのご参加をお待ちしています。そして今大会に出場してくれた選手には、この大会への出場を通して、それぞれに何かを感じてくれていること、そして、東京の華やかな未来の舞台で、活躍してくれる選手が、ここから輩出されることを期待せずにはいられません。
食品メーカーとしてお客様に安全・安心な商品をお届けすることはもちろん、地球環境や社会に配慮した持続可能な原材料調達が重要と考え、中期目標を設定いたしました。
「日本の人々に栄養価の高いおいしい西洋菓子を届けたい」。森永製菓は、この創業者の強い想いからスタートしました。
森永製菓グループは、バリューチェーン(企画開発・調達・生産・流通販売・消費/廃棄)全ての段階でそれぞれが直面する社会課題を認識し、課題解決に向けた取り組みを推進しています。
社会全体の健康意識が高まる中、「機能的に、簡単に、適切な栄養素をとりたい」というニーズに応え、健康で幸せな生活をサポートするウェルネス領域の商品開発に取り組んでいます。