Special Edition/トップが語る「ビジョン」、「夢」、そして「人」/代表取締役 矢田雅之
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プロフィール
1966年入社。経理部会計課配属、翌年に池袋支店異動を機に営業部門へ。本社営業スタッフ、支店長を経て、1999年取締役。その後、食品事業本部長、菓子事業本部長を歴任し、2006年代表取締役社長に就任。
「エンゼル」に託した思いを実現するためにより強い、より熱い集団づくりを目指したい。
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世界の子供たちに貢献できる企業になる

森永製菓のシンボルであるエンゼルは、創業者である森永太一郎が「日本の子どもたちに、おいしく栄養のあるものを届けたい」という願いを託して作ったマークです。この精神は現在も、「おいしく、たのしく、すこやかに」というビジョン、「価値と感動のある製品・サービス・情報を提供する」というミッションに受け継がれています。この理念を通して世界の子どもたちに貢献していくことが、これからの私たちの存在意義だと考えています。
そして、この理想を実現するためには、強い会社、つまり永続的な成長ができる会社でなければなりません。社員全員がこの理念に共鳴し、「よし!やろう」という意欲を持って仕事に取り組む企業風土を現場からつくりたいと考えています。自分の仕事に使命感や誇りを持ち、社会貢献できる幸せや喜びを感じ、「自分の息子や娘を入社させたい」と自信を持って思えるような会社にすることが目標です。

「パワーブランドカンパニー」への挑戦

PHOTO:矢田雅之私たち森永製菓は、「パワーブランドカンパニー」を目指しています。パワーブランドとは、お客様から圧倒的な支持をいただく商品ブランドを意味します。当社にはダース、マリービスケット、ハイチュウ、ウイダーinゼリー、チョコモナカジャンボなどの主力商品がありますが、これらはもちろん、その他多くの商品においても価値をさらに高めながら、パワーブランドへと育てていきたい、そして、こうした商品を数多くもったパワーブランドカンパニーになることこそが、永続的な発展につながるのだと考えています。
もちろん、この道のりはそう簡単なものではありません。時代環境が大きく変化した現在、消費構造もまた劇的に変わりつつあります。例えばチョコレートの消費は、かつて中・高校生が牽引していましたが、今は大人が中心です。また現代は、お客様がその価値を認めれば、価格は高くてもヒットします。ですからパワーブランドを備えた強い会社になるためには、今のお客様が何を求めているかしっかり把握したうえで、商品開発を行い、売り場戦略を展開していく必要があります。

今求められるのは、お客様の心理を把握する感性

こうしたなかで大切になるのが、お客様の心理をキャッチするための自分なりの感性です。新しい価値を創造するためには、データや過去の経験だけでは不充分です。商品開発、研究、生産、販売部門どこにおいても価値と感動を創造するためには、その価値判断となるひきだしをたくさん持っていることが重要となります。そして、その自分なりの感性や価値基準を養うために大切なのが、チャレンジ精神をもって懸命に取り組む姿勢と、コミュニケーション能力です。自分一人だけでは、何もできません。常に全力で取り組みながら、周りの人とともに考え、周りの人たちを活かしていく。そうした中で、価値や感動をお客様に提供する仕事ができるのではないでしょうか。

そしてグローバルな視野をもつ人材

インターネットなど情報分野の目覚ましい発達により、世界の距離は実際の距離よりも劇的に近くなりました。地球の裏側で起きている良い事柄も悪い事柄も情報として瞬く間に駆け巡り、短期間で全世界に多大な影響をもたらす時代です。このような環境のなかでは世界で起きている事柄が当社にとってチャンスなのか脅威なのかを的確に見極め、スピードを持って対応していかなければなりません。
現在当社は米国、中国を軸に海外戦略を進めていますが、海外国内に関わらず重要なのはグローバルな視野をもつ人材です。これからは語学力だけでなく、その語学力をベースに膨大な情報を取捨選択し理解、判断する能力、解りやすく伝達する能力、実行する能力をもつ人材が必要です。そしてその人材がグローバルに活躍することで、世界の子どもたちに貢献するという当社の理念に更に近づけるのだと思います。

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