健康や体作りのために、プロテインを活用している人もいるのではないでしょうか。
プロテインは粉末タイプのほかに、ゼリータイプ、バータイプなどがあり、ラインナップは豊富です。手軽においしくタンパク質を補給したいときにおすすめの一つが、ゼリータイプのプロテイン。
今回は、ゼリータイプのプロテインの活用法と、森永製菓のinゼリーでプロテインを含む3つの商品をご紹介します。
タンパク質は、体を作る材料となる栄養素です。
肉、魚介類、卵、大豆製品に多く含まれており、献立ではメインのおかずである主菜から摂ることが多いのではないでしょうか。
バランスの整った食生活は理想ですが、忙しい日々や体調が悪いときには食事を十分に食べられないときもあります。ゼリータイプの栄養補助食品は、食事バランスが乱れてしまったときにも手軽に活用できる食品です。
プロテインを含むゼリータイプを選ぶと、手軽にタンパク質を補給できます。ゼリータイプのプロテインのメリットは以下の通りです。
・粉末を混ぜる手間がない
・ドリンクを飲むようにタンパク質を摂取できる
・作業をしながらでも飲みやすい
・固形物に比べて消化吸収が早い
少ない内容量でタンパク質やエネルギーなどを補給できるゼリータイプは、持ち運びも便利です。かばんに入れて持ち歩くほか、会社のロッカーにストックしておくと、食事の時間がとれなかったときなどイレギュラーな日の栄養補給に重宝します。
栄養補助食品を手に取ったことがないと、どのように活用したらよいのか分からないかもしれません。手軽に飲めるゼリータイプのプロテインは、さまざまなシーンで活用されています。例として3つのシーンをご紹介します。
部活に打ち込んでいる学生は、学校のタイムスケジュールで毎日を過ごしていますね。
昼食の時間も決まっており、夕方の部活の時間にはすでに空腹の状態のこともあるのではないでしょうか。
運動前に空腹の状態だと、集中力が切れてしまいケガにつながりやすくなったり、エネルギーが切れて疲労を感じやすくなったりなど、トレーニングをしても効果が十分に得られない場合があります。
そのため、運動の2~3時間前には軽食を食べるなどしてエネルギーを補給することが大切です。
とはいっても、学生は休み時間が限られているので、補食が食べられないことも少なくありません。そんなときは、ゼリータイプのプロテインが重宝します。消化吸収が早いゼリータイプは、運動の1時間ほど前に飲んでも部活に影響しにくいと考えられます。
また、部活のあとはエネルギーを消費している状態です。筋肉に蓄えられていたグリコーゲンを消費しているため、運動後30分以内に糖質やタンパク質を中心とした栄養補給をすることで、消費したグリコーゲンを補給でき、素早いリカバリーができると考えられています。
おにぎりやパンなどを食べる場合が多いですが、激しいトレーニングをしたあとは食欲が落ちて食べられない方もいるかもしれません。その場合は、ゼリータイプのプロテインや100%オレンジジュースなどで手軽に栄養補給するのがおすすめです。
朝はできるだけ寝ていたい、仕事でトラブルがあり昼食が食べられなかったなど、食事を欠食してしまう日もあるのではないでしょうか。欠食すると1日の栄養素を十分に満たすことができないかもしれません。また、頭がすっきりせず集中力が散漫になるなど体に影響がでることも考えられます。
ドリンクを飲むように栄養を補給できるゼリータイプは、移動中や作業の合間にも飲むことが可能です。両手を使わず、片手で押し出すように飲めるのも手軽なポイント。内容量が少なくてもタンパク質を摂取できるのがゼリータイプのプロテインのうれしいところです。
夕方に小腹が空いたときの栄養補給にもゼリータイプは重宝します。速やかに吸収されるので、集中力が切れたときの栄養補給やリフレッシュにもおすすめです。ゼリータイプのプロテインは、スーパーやドラックストアのほか、コンビニでも取り扱っています。仕事へ行く前にコンビニによるなど、いつでもどこでも購入しやすいのがゼリータイプのプロテインです。
体調が悪いときなど、日によって食欲が低下してしまうときもありますよね。発熱時や、胃腸の調子が悪いときにも、ゼリータイプなら喉ごしが良いので、飲みやすくなっています。水分とともに栄養を補給できるのもメリットです。
食欲がないときにタンパク質や脂質を多く含む肉などを食べると、胃が重く感じる場合も少なくありません。消化に時間が掛かってしまうこともあります。しかし、タンパク質は体を作る材料になるため、不足すると筋肉量が落ちてしまう原因にもなりかねません。体調不良のときは、タンパク質を少しずつ摂るのがおすすめです。
ゼリータイプのプロテインは常温で保存ができるので、冷蔵庫の場所を取ることなくストックできる栄養補助食品です。自宅に常備すると、いざというときに使うことができます。災害時の非常食にも選ばれています。
inゼリーはさまざまな種類があり、エネルギーを補給できるもの、ビタミンを補給できるものなどがあります。そのなかでタンパク質が含まれている商品は3つです。3つの商品の特徴と、含まれている栄養素をご紹介します。
シルバーに赤いラインが印象的な「inゼリー プロテイン」です。ホエイペプチド5,000mg、クエン酸1,000mg配合。ヨーグルト味で飲みやすく、運動後の栄養補給などにプロのアスリートも活用しています。お腹が空いたときの間食にもおすすめです。含まれている栄養素は以下の通りです。
・エネルギー:90kcal
・タンパク質:5.0g
・炭水化物:17.5g
・脂質:0g
ホエイペプチドとは、牛乳に含まれるホエイを酵素で分解したものです。アミノ酸がいくつかつながったホエイペプチドは、ホエイプロテインよりも吸収されやすくなっています。脂質がゼロで、エネルギーも低いため、体重コントロールをしている場合にもおすすめです。
タンパク質のほかに、カルシウムやビタミンB群も含まれています。カルシウムは、骨や歯の構成成分です。日本人は不足しやすいため、牛乳や乳製品、小魚などカルシウムを多く含む食品を積極的に摂るように推奨されています。inゼリープロテインでは、60mgのカルシウムを含んでいます。
ゴールドと赤のパッケージが目に留まる「inゼリー プロテイン 15g」です。ホエイペプチド9,000mg、コラーゲンペプチド6,000mgを配合しています。inゼリープロテインの内容量180gに比べ、内容量150gと少ないにも関わらず、含まれているタンパク質量は3倍。運動前後や、食事でタンパク質が足りていないときの栄養補給におすすめです。パインヨーグルト味なので、デザート感覚で飲むことができます。含まれている栄養素は以下の通りです。
・エネルギー:112kcal
・タンパク質:15.6g
・炭水化物:10.5g
・脂質:0.8g
ホエイペプチドのほか、コラーゲンペプチド入り。コラーゲンは牛すじ、豚足、手羽先など、関節に多く含まれています。このコラーゲンを酵素などで分解したものがコラーゲンペプチドです。タンパク質だけでなく、カルシウム、ビタミンB群も同時に摂ることができます。