子どもだけではなく大人にとっても、おやつは一日の楽しみの一つという方は多いのではないでしょうか。
しかし、食べ過ぎれば体重増加の可能性もあるため、おやつ選ぶときは注意が必要です。
そこで今回はおやつを選ぶときのポイントと、栄養面を考慮した手軽に作れる間食レシピを紹介します。
※本コラムにおいて、間食とは、栄養面に配慮して食事と食事の間に食べるものと定義し、おやつとは、栄養面やタイミングなどは考慮せず、好きなときに食べる菓子・嗜好品のことと定義します。
おやつは、1日のエネルギー摂取量の10%程度に抑めることが賢明でしょう。それ以上摂ってしまうと、食事が疎かになってしまったり、エネルギー摂取量が多くなりすぎてしまうことが考えられます。
スナック菓子などの脂質を多く含んだおやつは、少量でも目安となるエネルギー摂取量を超えてしまう可能性があるため栄養成分表示を確認し、摂取量を調整しましょう。
表 年齢別 1日の総エネルギー消費量
食事摂取基準2015年版 推定エネルギー必要量(身体活動レベルⅡ)より
おやつの適量は、年齢、体格、運動量などによって異なります。上記の表を参考に日頃の活動量や、食事量に応じて、量を工夫してみてはいかがでしょうか。
おやつは、気分転換やリフレッシュのために「菓子や嗜好品を食べるもの」と上記の定義でお伝えしました。一般的に菓子・嗜好品では、食事では補いきれなかった栄養素を補うことは難しく、逆に食べ過ぎれば食事バランスを崩してしまう可能性も考えられます。
気分転換やリフレッシュのために食べるものも、食事で不足しがちな栄養素を補えるものを選ぶことで、バランスのとれた食生活が可能になります。
特に、野菜や乳製品、果物が少ない食事の場合は、ビタミンやミネラルの不足が考えられるため、間食には季節の果物や乳製品を活用し、ビタミンやミネラルを補えるものがおすすめです。
また、朝食や昼食をパンやおにぎりだけで簡単に済ませている場合、夕食だけではタンパク質が不足する可能性があります。そのため、タンパク質を多く含む、卵や乳製品を活用した間食はおすすめです。
卵や乳製品を使ったレシピは豊富にあるため、手作りしてみるのもいいですね。
間食を手作りする時間がない場合は、コンビニなどで手に入りやすい栄養補助食品を利用するのもおすすめです。森永のinバープロテインなら手軽にタンパク質とビタミンを摂取できます。
おやつは食事に比べ、おいしさを重視してしまいがちですが、量と質を考えて、上手に活用しましょう。
1つ目は、乾物を使ってビタミンとミネラルを補える間食です。
食材(4枚分)
残りごはん 1杯
小麦粉 大さじ2
水 大さじ2
ごま 小さじ1
刻み海苔 小さじ1
桜えび 小さじ2
醤油 少々
ごま油 適量
作り方
1.温かいご飯、小麦粉、水をボウルに入れ麺棒(スプーンでもOK)でつぶす
2.①にゴマ、刻み海苔、桜えび、醤油を加えて混ぜ、4当分する
3.フライパンにごま油を熱し、②をせんべいの様に丸く押さえつけながら両面を焼く
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2つ目は、脂質を抑え、タンパク質を補給できる間食です。
食材
小町麩 15個
牛乳 150ml
イチゴ 1パック(季節のフルーツでもOK)
卵 1個
作り方
1.イチゴはコマ切りにする
2.小町麩と耐熱容器に入れる
3.牛乳と卵を混ぜ、②にかけ、10分程時間をおく
4.180度のオーブンで20分焼く(トースターでもOK)
5.イチゴなどのフルーツを盛り付ける
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3つ目は、手作りすることでエネルギー量をコントロールしやすくなる間食です。
食材(8~10個分)
さつまいも 130g(中1本程度)
ホットケーキミックス 150g
砂糖 大さじ1
卵 1個
牛乳 100ml
サラダ油 小さじ1
作り方
1.さつまいもを1cmの角切りにして水にさらした後、水気を切り、ラップに包んで2分加熱する
2.ホットケーキミックス、砂糖、たまご、牛乳、サラダ油を混ぜ、①のさつまいもの2/3量を加える
3.②をアルミカップ7分目まで入れ、残りのさつまいもを飾る
4.強火で12分程蒸す。
5.竹ぐしを刺して生地がつかないことを確認する
コメント
タンパク質をプラスしたい時は、おからパウダーやプロテインパウダーをスプーン1杯程度生地に加えると簡単に補えます。
簡単なレシピを紹介しましたが、間食を作る時間がない時は、果物や乳製品、または、栄養補助食品を活用することもおすすめです。
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また、レーズンやクランベリーが入ったinバープロテイン グラノーラも用意されていますので、好みによって選べるのもうれしいポイントです。
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さらに、間食をとるときは、水分補給の時間としても有効です。お水やお茶などのエネルギーを含まない水分を同時に摂るように心がけましょう。
適切な量と、不足している栄養素を補うための質を考えて、間食を楽しみましょう。