チョコフレーク 昭和42年(1967)
[ながら族」の新味覚スナック、チョコフレーク
 3C製品(カラーテレビ、カー、クーラー)の普及は、モータリゼーションという言葉に代表されるように、昭和40年代の日本人の生活を大きく変化させ、さまざまなシーンで新しいライフスタイルを登場させた。
 森永は、アメリカで登場し始めていた、カラーテレビを見ながらポテトチップスなどのお菓子をつまむ「ながら族」の出現にいち早く着目し、日本のながら族のライフスタイルに合う新製品の開発を目指した。従来のおやつ感覚から脱し、「いつでも、どこでも気軽にスナック感覚で食べられるお菓子」というのが開発コンセプトだ。
 さまざまな新製品のアイディアが練られ、その中からコーンフレークにミルクチョコレートをまぶしたスナック「チョコフレーク」が選ばれた。
 昭和42年(1967)9月、チョコフレーク発売。カリカリとしたさわやかな歯当たりのクリスピータイプのフレークとミルクチョコレートの甘さがマッチした、新しい味覚と食感。手でつまんでもチョコレートがべとつかない仕上げ、彩り鮮やかなメキシカン調のパッケージデザイン、さっとスマートに開封できるジッパーパックの採用―。それでいて価格は手ごろな50円…。 それらがアメリカンタイプのライフスタイルにあこがれる若者のニーズにフィットし、ツイッギーを起用した宣伝と相まって爆発的な売行きを示した。
 ツイッギーは、ミニスカートが最も似合うモデルとして、「ミニスカートの女王」とも呼ばれており、イギリスから始まって瞬く間に世界のファッション界を席巻、当時世界で最も注目を集めていた。身長168センチ、体重41キロという小枝のようなプロポーションと、いくら食べても太らないという体質が、チョコフレークの商品コンセプトにジャストフィットすることから起用が決定。「かる〜いスナック」のフレーズとともにコマーシャルに登場し、話題をさらった。
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