トップメッセージ

ブランドを大切にしながら、
森永製菓らしく継続的に成長することで
皆様の期待に応えてまいります。

2015中期経営計画の最終年度である2017年度は、目標に掲げた売上髙、営業利益ともに達成し、重要経営指標である売上高営業利益率10%を射程圏内に捉えることができました。
今後、国内市場においては少子高齢化が進み、節約志向や消費の二極化、シェアリングエコノミーの拡大等、食品業界でも確実にお客様の意識は変わりつつあります。流通環境においてもECビジネスの拡大等による劇的な変化、また人件費や物流費上昇に加えて、この先の原材料価格の高騰も避けられないと考えております。
こういった環境変化のなかで、当社は2018年度を初年度とする中期3か年経営計画を策定しております。2018中期経営計画では「経営基盤の盤石化と成長戦略の加速」を基本方針に掲げ、国内の菓子食品・冷菓といった「既存領域」の強化と、成長を担う「ウェルネス領域」、「グローバル領域」の拡大を目指してまいります。

既存領域(国内菓子食品・冷菓)においては、主力ブランドへの経営資源の集中によって、安定的な売上と利益の創出と成長を目指します。主力ブランドをより強くするために、変化するチャネルや売場に合わせた新提案、マーケティング・生産・研究が三位一体となっての技術革新やコストの抑制、生産体制の再構築による効率の向上等、主柱事業での効率的な利益の創出を重視した施策に取り組んでまいります。
ウェルネス領域においては、シニア層はもちろん全年齢層で高まる健康ニーズに対応した商品の開発へさらに注力いたします。「健康」は当社の今後の成長にとって極めて重要な領域です。現在当社における「健康」を切り口にした商品群の売上髙は、ハイカカオチョコレートなど従来の菓子や食品に「健康」の付加価値が備わった商品が増え、「inゼリー」も大いに伸長したことにより、全体の43%(※)まで拡大しています。私たちはここをウェルネス領域と名付け、一層充実させることで、お客様のニーズに応えてまいります。

  • (※)菓子食品、健康部門の合算を分母とする。

グローバル領域においては、引き続き「ハイチュウ」を中心に展開を進めてまいります。国内とは原料事情や流通の仕組み、ライフスタイルの違いは確かに存在しますが、海外の現地の調査では品質評価は非常に高いことが確認できております。米国及び中国・アジアを中心に、「ハイチュウ」のビジネスに注力し、事業の拡大とブランドの浸透、世界のマーケットへの進出に向けて取り組んでまいります。

私たちの事業は幸せな事業だと感じております。食を通じて「おいしさ」や「健康」をご提供できることは大変幸せであり、ブランドを大切にしながら森永製菓らしく盤石に持続的に成長を続けることで、お客様や社会からのご期待に応えていきたいと考えております。ステークホルダーの皆様の信頼を裏切ることなく、コンプライアンスやガバナンスの取り組みも重視し、従業員一人ひとりが成長し、それが企業全体の成長につながるようなマネジメント、仕組みづくりも進めてまいります。
株主の皆様におかれましては、これまでと変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。

平成30年6月
代表取締役社長 新井 徹

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