トップメッセージ

既存分野の利益創出力の向上と
成長分野への進出加速を核とし、
高収益安定企業を目指してまいります。

当社は中期経営計画に掲げた高収益安定企業の実現へ向け、国内の既存部門における収益基盤の創出と健康・海外といった成長分野における売上規模拡大に注力しております。
2016年度は菓子食品・冷菓の既存分野、海外・健康における成長分野が共に好調に推移し、森永グループ全体の連結売上高は前期比9.7%増の1,994億円となりました。営業利益においては、生産効率の改善、高付加価値商品の開発強化、低収益品目の削減の他、全社的なコスト削減に取り組んだ結果、前期比53.7%増の176億円と前期の過去最高益をさらに大きく更新することができました。

主柱事業の食料品製造事業における国内の菓子食品部門では、定番ブランドに加えて「健康」を付加価値とした商品が拡大してまいりました。例を挙げると、高カカオチョコレート「カレ・ド・ショコラ<カカオ70>」「同<カカオ88>」、シールド乳酸菌を使用した「シールド乳酸菌タブレット」、美容や健康への効果で注目を集めた「甘酒」、「森永ココア」などが大きく売上を伸ばしております。
冷菓部門においては主力商品の「チョコモナカジャンボ」が16年連続で売上を伸長し、部門全体の売上を牽引しました。健康部門では「inゼリー」が機能性訴求のマーケティング戦略や広告展開により大幅に伸長し、過去最高の売上となりました。また、「天使の健康」通販事業の「おいしいコラーゲンドリンク」や当社独自開発素材を使用した「パセノール™」関連商品も売上を大きく伸ばしております。
また成長分野の1つとして位置付けている海外事業は、着実に規模の拡大を図っております。米国では販路拡大の取り組みが進み、米系大手ストアのキャンディ売り場において「HI-CHEW」の取り扱いが始まったことから、売上は前年と比較して大きく伸長しております。インドネシアではハラル認証「HI-CHEW」を東南アジア諸国において展開し、先行して発売した「CHEW²-BALL」と合わせ、幅広い層に向けてブランドマーケティングを推進してまいります。

当社を取り巻く事業環境は、国内の少子・高齢化に加え、原材料価格の高騰や調達リスクへの対応、国内外の競合との競争激化など予断を許さない状況にありますが、お客様の価値観の多様化にしっかりと向き合い、差別化された商品はお客様の支持を得ていると実感しております。
当社の企業理念でもある「おいしく、たのしく、すこやかに」における「すこやかに」は健康事業に限るものではなく、食のあらゆる分野において欠かせないキーワードとなっており、健康事業の推進に加えて、「健康」を切り口とした商品開発を一層推し進め、成長のチャンスをとらえていきます。

皆様には、引き続き一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成29年6月
代表取締役社長 新井 徹

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