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カカオとは、カカオの木の果実の中にある種子のことです。
カカオは赤道の南北緯20度以内、平均気温27℃、高温多湿な地域で栽培されます。
西アフリカ、中南米、東南アジアが主な産地です。

食物繊維は腸の中をきれいにしてくれる働きがありますが、ココアは食物繊維を30%も含んでいます。
この量は生野菜や果物よりはるかに多く、一杯のココアを飲めばトマトジュースの2〜3倍もの食物繊維をとることができるのです。

そもそも『カカオ』という呼び方は、マヤやアステカの言語が語源。カカオ豆をスペインに持ち帰り、その後ヨーロッパに広がったのですが、イギリスだけは、カカオ(Cacao)という発音が難しかった為、音の組み合わせが変わってココア(Cocoa)と呼ばれるようになりました。日本もイギリスに習い、ココアという名称を使うようになっています。

ココアの原料であるカカオ豆は、学名で『テオブロマ・カカオ』といい『テオブロマ』とはギリシャ語で神様の食べ物という意味を持っています。
昔、貨幣としても使われていたぐらい貴重な食べ物でした。

カカオの他には、赤ワインや緑茶などのポリフェノールが良く知られています。
いずれも、動脈硬化や老化などの様々な体のトラブルに関連していると考えられている活性酸素を、ポリフェノールは抑える作用があります。

ココアは、他の嗜好飲料のような抽出液ではなく、カカオ豆を磨り潰してできるものです。
だから、現代人に不足しがちだと言われているカルシウム、マグネシウムや鉄などが含まれています。


カカオに含まれるテオブロミンはチョコレートやココアのあの独特の苦さのもとで、化学的性質はコーヒーやお茶に含まれるカフェインと似ています。しかしカフェインが眠れなくなったり、興奮作用が強いのに対し、テオブロミンの作用は大変おだやかで、子供からお年寄りまで安心して口にできます。ココアを飲んでホッとする・癒されるという感じは、ここから来ているのかもしれません。