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| カカオが世界で初めて飲まれた国、それはカカオの栽培地でもある、中米メキシコ。そこからどのように世界中へと広まっていったのでしょうか。その神秘の歴史が今、紐解かれます。 |
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| メキシコの高度な文明は、そのほとんどがカカオの栽培地域で発展しました。大きな実の中にたくさんの豆をつくるカカオには、生命のパワーが秘められていると信じられ、その飲み物は、王だけにしか飲むことを許されていなかったのです。 |
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| 紀元前1200年頃、メキシコのタバスコ州周辺に、アメリカ大陸で最初の文明であるオルメカ文明が誕生しました。タバスコ州の州都ビジャエルモッサは、カカオ発祥の地と言われている街です。 |
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| ビジャエルモッサには、カカオルートと呼ばれる道があります。オルメカ文明とともにメキシコ中に広がった道です。その道沿いにある農園を訪ね、カカオの栽培や収穫、発酵までを観てみましょう。 |
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| ビジャエルモッサでは、「ポソレ」と呼ばれるカカオの飲み物があります。カカオ豆ととうもろこしを乾燥させたものから作ります。カカオとミルクで作る「ショコラーテ」も人々に親しまれている飲み物です。 |
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| 紀元前500年頃から、サポテカ文明が栄えた街、オアハカ。多くの先住民が住み、昔ながらの風習を残すこの街は、世界遺産に登録されています。ここでもカカオはとうもろこしと並んで主要な作物でした。 |
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| カカオは、メキシコがたどった歴史とともに、権力者たちによってその姿を変えられてきました。その始まりは、紀元前2世紀頃、メソアメリカ最大の宗教都市国家 テオティワカンが誕生した頃にさかのぼります。 |
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| 1200年頃からメキシコ高原を支配したアステカ王国。カカオは貢物や宗教的な儀式に用いられるほど価値が高いものでした。栄華を極めたアステカ王国でしたが、スペインの侵攻によって滅びます。そしてカカオを全世界に知らしめたのは・・・。 |
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| カカオがメキシコから海を渡るきっかけを作ったのは、スペインの探検者達でした。
ヨーロッパへ渡ったカカオは、宮廷文化の中で、またその姿を変えてゆくことになります。 |
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| スペイン人がカカオに始めて出会ってから500年。今では人々の生活に欠かせない存在となりました。ヨーロッパでは、食べるカカオ、飲むカカオ、様々なバリエーションで楽しまれています。 |
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| 「ショコラーテ」はやがてメキシコへ逆輸入されました。砂糖やシナモンは、スペイン統治下の後、ヨーロッパからもたらされたものです。ヨーロッパとメキシコの文化が一杯のカップで融合しているのです。 |
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| 「奇跡の種子」と呼ばれたカカオ豆は、人類の長い歴史の中で様々な役割を担ってきました。それはカカオが持つ、人類に対するパワーがあってのことだったのです。 |
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